第1クール/箱ロボットの製作+中間発表会
2023年度ロボキャンの模様をお伝えするレポート第3回目のテーマは、「箱ロボットの製作+中間発表会」。
テーマ「箱ロボット!」
箱ロボットの製作+中間発表会
・テーマ
箱ロボットの製作+中間発表会
・目的、ねらい
自分らしい箱ロボットを作って完成させる。また、それを他の人に説明する
・ゴール
中間発表会で箱ロボットについて発表する
主な学習内容
- 箱ロボットの試作
- 箱ロボットの製作
- 中間発表会で、完成した箱ロボットを発表する
箱ロボットの試作
箱に部品を取り付ける
箱ロボットは二輪で動くロボットです。
今回、製作するロボットには、タイヤとタイヤを動かすモーター、モーターを制御するモータードライバー、そしてArduino(アルディーノ)が必要です。
箱にさまざまな部品が付くと、ロボットらしくなります。
受講生の様子
前回同様にドライバーを用いた工作に挑戦。
スタッフにネジの回し方を確認してもらいながら、作業を進めました。
Arduinoの配線
まずは、それぞれの部品の配線をつなげます。
配線ができたら、Arduinoなどの部品を箱ロボットに取り付けて、きちんと動くかどうか調べます。
箱ロボットの製作
プログラムの改良
プログラムを書き換えて、自動で動くようにしました。
200行を超えるプログラムでできているので、先生が作ったプログラムをコピーして、受講生自身の箱ロボットでも動くように改良していきます。
箱ロボットの工作
各受講生の箱ロボットに、さまざまな飾りや部品を付けました。
受講生は、自分で考えて、色紙やダンボールを使ってかっこよくしたり、華やかにしたり、さらに追加の部品を考えて取り付けたりしました。
講義の様子
困った時はスタッフや他の受講生と相談しながら作成。
プログラムを追加して、LEDライトを点滅させながら進むようにした受講生もいました。
中間発表会
完成レポートを書く
夏休みの自由研究として提出する受講生もいたので、ロボットの説明をレポートに書きました。
自分が作った箱ロボットの写真を載せたり、感想や工夫した部分などを書いたりしました。
発表のための言葉を考える
どのように発表すれば聞いてもらえるのかを学びました。
ますは、穴埋め形式になっているシートに、自分の考えや答えを書いていきます。
すぐにシートに書き始める受講生、しばらく考えてから一気に書く受講生など、それぞれの個性がありました。
どんな箱ロボットを作ったのかを発表
シートが書けたら、受講生たちの前で発表を行いました。
普段は、はきはきと話す受講生が緊張したり、逆におとなしい受講生が、たくさん説明したりと、普段とは違った姿を見ることができました。
受講生の成長や感想など
・感想
「第1クールが終わった。次にやることが楽しみ。」
・成長
自分自身の考えを文章にできた。
受講生みんなの前で発表ができた。
まとめ
2023年度のロボキャン第3回レポートとして、第1クール「箱ロボットの製作+中間発表会」の様子をお伝えしました。最初はロボットを作るためにプログラミングをすることに戸惑っていた受講生が、およそ1か月ほどで、自分で考え、夢中になって箱ロボットの工作やプログラムの改良、発表を行うまでになりました!