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第1クール/サッカーゲーム制作(Processingプログラミング)

2023年度のロボキャンでは、新規開講した6月から2024年2月までの9か月間を3か月ごとの3クールに分けて、テーマごとに学習を進めました。
その模様をお伝えするレポート第1回目のテーマは、「サッカーゲーム制作(Processingプログラミング)」です。開講からおよそ1か月、子どもたちはどんな学習に取り組んだのでしょうか?  

テーマはサッカーゲーム!

パソコンの基礎練習やプログラミング実習

・テーマ
 サッカーゲーム制作(Processingプログラミング)
・目的、ねらい
 テキストプログラミングに慣れる
・ゴール
 サッカーゲームを完成させる

主な学習内容

  • テキストを用いたプログラミング
  • プログラムで、さまざまな図形を表示させる
  • サッカーのゴールにボールを入れるプログラムを作る

パソコンを使う練習

タイピングやショートカットキーを学ぶ

家ではパソコンを触らない受講生が多いため、使う練習を実施。ショートカットキーを覚えたり、それを使ってプログラムのコードを増やしたりしました。
また、コピーアンドペーストをどれだけ早くできるか時間を測りました。子どもたちはそれぞれ自己記録を更新。チューター(受講生をサポートする、社員や大学生のロボキャンスタッフ)よりも早くできた受講生もいました。

受講生の様子

初めはパソコンのキーボードで文字を正確に打つことが難しいようでしたが、講義のたびに少しずつ慣れてきて、だんだん楽しんでタイピングやショートカットキーを使えるようになってきました。

インターネットの仕組み

受講生全員で、有線でインターネットに接続しているパソコンのケーブルをたどり、そのケーブルがルーターにつながっていることを確認。そこからさらにインターネットにつながっていることを学びました。

Processing(プロセシング)を使ったプログラミング

プログラミングで養われる力

プログラミングとは、コンピューターにさせたいことを順番に並べて、教える、指示をすることです。そのため、プログラミングの学習では、順序立てて考える力が養われます。

テキストを用いた本格的なプログラミング

「Proseccing(プロセシング)」では、英字を入力してプログラミングを行います。大学の授業で使われることもあるプログラミング言語で、図形を描いたり動かしたりできて、組み合わせることでゲームを作れます。

講義の様子

プログラミングに加え、理解を深めるようプログラムの穴埋めクイズを行いました。多くの受講生が手を挙げて積極的に参加する姿が見られました。

サッカーゲームを制作

簡単なプログラムに新たにアイテムを加える

はじめはゲームの画面を作るところからプログラムして、そこへサッカーボールやゴール、プレイヤーを1つずつ追加し、サッカーゲームを作っていきました。ボールが組み込まれたときはとても楽しそうでした!

自主的に工夫をしながらプログラミング

色や形、動き方などを受講生が自主的に考えて、工夫をしながらプログラミングに挑戦。自分だけで難しい場合は、スタッフ、チューターが隣についてマンツーマンで指導しながら一緒に考えました。
中には、他の受講生と教え合ってプログラミングをする受講生も。ロボキャンでは子ども同士の交流が活発に行われており、学び合いを通してコミュニケーション能力や協調性が育まれ、発揮されています。

受講生の成長や感想など

・感想
 「難しいと感じることもあったが、面白いこともあった」

・成長
 プログラムについての理解度が上がった
 受講生が教え合って、進行度の差を埋めることができた など

まとめ

2023年度のロボキャン第1回レポートとして、第1クール「サッカーゲーム制作(Processingプログラミング)」の様子をお伝えしました。最初はパソコンでローマ字などを打つことに苦労していた受講生が、およそ1か月ほどで、自分で考え、教わるだけでなく仲間同士で教え合ってサッカーゲームを作るところまで到達しました!