第2クール/インタラクティブアート
2023年度ロボキャンの模様をお伝えするレポート第5回目のテーマは、「インタラクティブアート!」。
テーマはインタラクティブアート!
インタラクティブアート
・テーマ
インタラクティブアート(音楽に合わせて図形が動くなど)
・目的、ねらい
最終発表会に向けて、プログラミングを学ぶ
・ゴール
音楽に合わせて図形が動くプログラムを完成させる
主な学習内容
- マウスの位置に応じて音が鳴るプログラムを作る
- ピアノの鍵盤のようなプログラムを作る
- 音楽に合わせて図形が動くプログラムを作る
棒ゲーム
棒ゲームのプログラミング
コースを進むマウスが障害物にぶつかると音が鳴る「棒ゲーム」のプログラムを作ります。
まずは、プログラムが書かれたプリントと、プログラミングをしている二井見教授のパソコン画面を見ながら、マウスポインターについてくる円や、障害物として登場する当たり判定のある四角形のプログラムを書いていきます。
途中でプログラムを動かしてみて、想定通りに動いているのかもチェックしました。
棒ゲームの改良
四角形にマウスが当たると音が鳴るようにするプログラムを書きました。
さらに、同じ音だけではなく、異なる音階が鳴るよう改良しました。
受講生の様子
初めは完成したゲームを、棒ゲームとして楽しんでいましたが、徐々に音が鳴る方に興味を持ち始めました。
中には、楽器のようにして楽しんでいる受講生もいました。
ピアノの鍵盤のようなプログラム
作ったことがあるプログラムを応用
棒ゲームの「音が鳴るプログラム」を応用し、ピアノの鍵盤のようなプログラム作りに挑戦!!
「オブジェクト指向プログラミング」と呼ばれる方法で、似たプログラムをたくさん作りました。
長いプログラムコードは、前回に使った内容を生かし、異なる部分のみを書き換えることで、時間短縮につなげる受講生もいました。
プログラムのバグ探し
これまでもプログラムのバグに悩まされてきたのですが、バグを見つけるのが得意な受講生が現れました!
他の受講生が困っている時に一緒に探したり、
チューターよりも早く見つけたりと、成長を感じました。
音楽に合わせて、図形が動くプログラム
プログラミングとデータ
音楽に合わせて、万華鏡のようにキラキラした図形が現れるプログラムを作りました。
キラキラして見えるのは、図形がさまざまな色に変化し続けているからです。
プログラムに受講生が選んだ音楽データを読み込んで動かしました。
プログラムを改良
プログラムで、動く星と図形を描きました。
「どの数字を変えればどの部分がどのように変わるのか」など、試行錯誤しながら進めていきました。
受講生の成長や感想など
・感想
「マウスを動かすと音が鳴るのが楽しい」
・成長
プログラミング言語に慣れてきたため、受講生自身が考えてプログラミングすることができた
まとめ
2023年度のロボキャン第5回レポートとして、第2クール「インタラクティブアート」の様子をお伝えしました。最初は先生をまねてプログラムを書いていた受講生。自発的に考えたり仲間同士で協力したりしながら、およそ1か月ほどで、自分でプログラミングができるようになりました!